石見銀山に行ってきました!
せっかくの世界遺産ということで石見銀山に行ってきました。とても自然の美しい所で楽しかったのです!でも、うーんどうなんだろう、と思うところもあったのでまとめておきます。
良かった点
- 町並みが美しいので、天気の良い日にぼーっと眺めると最高だと思います。なるべく高いところから一望するとなお良いと思います(途中の少し小高いところにあるお寺?から見ると全体を眺められました)。
- 熊谷邸は外から見たら一見地味なのですが、いざ中に入るととても楽しい。家広いし階段急だし、トイレも風呂場も見れて、昔の偉い人はこんなところに暮していたんだな、という生活感を身近に感じられました(というか、つい最近まで実際そこで家の人が生活してたんだって!)。是非見るべきだと思います。おまけに係員の人の説明が丁寧だし親切で言うことありませんでした。お茶のサービスもあったのですが、これがまたおいしくて満足。
- 銀の採掘場というか掘ってた穴(場所)を間歩というのだそうですが、中がとても楽しい!こんなところで作業してたんだ、とワクワクしました。後ろを歩いてたおばさんが「こんなところで作業してたら早死にするよね」としゃべっていましたが、確かによく分かります。途中横穴が一杯あって思わず覗き込んでしまいます。なお間歩はちょっと寒いくらいに涼しいので、お気をつけ下さい。
なんだかなぁと思った点
- バスをもう少し増便してもいいのではないでしょうか。
- お土産屋さんがいまいちな感じ。石見銀山だから銀を買う!ってワケにはいかないので、他にもなんかそれっぽい名物か何か用意して下さると嬉しいです。正直何を買っていいものか分かりませんでしたので、何も買えませんでした。バス停の前に煎餅屋さんがあったから煎餅だけは買ったけど、これ京都のお店なの?とってもおいしかったけど石見銀山で京都はなにか違うと思いました。
- 各雑貨屋さんに統一感が感じられないので石見銀山らしさというが見つけられずこれまた何も買うことが出来ず。
- 食べ物屋さんはちょっと冷たい感じだったので残念。
- 間歩が一箇所しか公開されていないのは多少寂しい気がします。もちろんこれは銀山の保存を考えたら仕方ないのだろうと思います。でもなぁ。
- 見所が熊谷邸と間歩の二箇所、という感じ。うーん、五百羅漢もあるけど、私はあまり印象に残りませんでした。なんだか寂しい。
まとめ
全体としてとっても地味です。観光地としてはまだまだこれからなのかなぁと思いました。確かに楽しい所なのは間違いないのですが、なんというか、物足りなさばかりが目立ってしまうところが残念でした。私ばかりがこう思うだけならとにかく、帰り掛けの人がブツブツと言ってるのを聞いた感じでは、不満が残った人はそれなりに居たようですよ。
世界遺産という名前の期待はもの凄いものがあると思いますので、そうした期待とのギャップがもの足りなさを感じさせてしまうのでしょうが、もう少し改善できるところはありそうです。というか現在まさにそうした改善の真っ最中で試行錯誤をしているように感じました。今後観光地として少しづつ洗練されていくのでしょうから、うーん地味だなぁ物足りないなぁ、という印象をぬぐえる日がいつか来るのだろうと信じています。磨けば光る原石状態?