新しいRubyGemレポジトリの GitHub RubyGems が登場しました

GitHub RubyGems: http://gems.github.com/

新しい RubyGem レポジトリとして GitHub RubyGems が登場しました。これまで RubyGem を広く配布する簡単な方法は RubyForge を利用することでしたが、今後は GitHub も有力な手段になりそうです。GitHub RubyGems の特徴は、各gitレポジトリから直接 gem を生成するので、GitHub の利用者ならば誰でも簡単に gem を公開出来ることです。もちろんフォークしたレポジトリからもgemが生成されます。各々のgem名は次のようになります。

<github_user_name>-<project_name>

GitHub RubyGems から gem をインストールするには

最初に次のコマンドでレポジトリを登録します。

% sudo gem sources -a http://gems.github.com/

これであとは普通に gem install なり gem update なりするだけです。gem 名は先程説明した通りになります。で、gemを使う時には、

require "rubygems"
require "keita-timeoutx"

のようにします。

gem を公開するには

まずレポジトリの"Admin"タブをクリックして、"RubyGem"というチェックボックスを探して有効にします。あとは .gemspec という名前のファイルを追加するだけです。

感想

以前 gitgems というものを見つけていたので、ああ、こういう事やりたいんだな、とは思っていました。これでGitHubRubyな人にとってより便利な存在になったのだと思います。まだGitHubのアカウント持ってない人はそろそろ作っておいても良いのではないでしょうか。

でもね、調子にのってgemをいっぱいいっぱいインストールしまくると、ruby1.8の人は Gem.searcher がとんでもない事になって確実に死ねると思います。というか私の環境ではもう既に破綻していると言っても過言ではありません。ruby1.9では改善されているわけですが、なんとかならないかなぁ。