とってもやさしいpacoの使い方

今時自前で make install することは滅多にありません。しかしそんな現代だからこそ package organizer たる paco を使うべきです。なぜか?だってUbuntuocaml、まだ3.09なんだもん。

ダウンロード

http://paco.sourceforge.net/downloads.html を見れば分かりますように、主要なディストロのパッケージは大抵揃っております。Fedora 7, Mandriva 2007, Ubuntu 7.04, そしてVine 4も!

ちなみに自前で入れる時には make して make install して、さらに paco -lD make install します。最後を忘れると paco を paco 自身で管理できなくなりますので要注意。

使い方

インストール

pacoを使って何かをインストールしたい時には次のようにします。

paco -lD make install

paco -lD さえ覚えておけば大丈夫です、きっと。

アンインストール

逆に消したい時には次のようにします。

paco -r package_name
パッケージの一覧

一覧ってことは all なので(?)、-a です。でも見辛いので次のようにします。

paco -1a
ファイルの一覧

パッケージに含まれるファイルの一覧を見たい時には次のようにします。

paco -f package_name

まとめ

GTK+版のgpacoもありますが、使い勝手が悪いので要らない子だと思います。上の四つのオプションを覚えておけば実用上十分です。こんなに簡単なpacoですが、最近本当に自前でmakeする機会がないので毎回使い方を忘れています。今回はpacoの使い方を忘れないよう呪いながら書きました。upTeXをアップデートする時に使ったのが二ヶ月ぶりくらい?